「静岡県更生保護女性連盟 結成五十年の慶びと希望」
鈴木幸子
冨田とみ子
「誰もが住みよい明るい地域づくり」を目指して活動に取り組んできた私たち静岡県更生保護女性連盟は、平成二十四年に結成五十年記念大会を催しました。これは偏に先輩諸姉の尊いご尽力の賜と、心より感謝申し上げます。
県知事をはじめ、多くのご来賓の方々のご臨席をいただき、又会員の人達が多勢ご参加して下さり、会場を盛り上げて戴き嬉しゅうございました。
開催する前々から県会長の下で、県内東から西の会員が度々顔を合わせ、そつの無いようにと準備(連携・マナー・心得)に夢中で取り組みました。みんな同じ「更女の心」で交流し合い、達成した時の喜びは何よりで、再び味わえない経験としてとても懐かしく思い出されて参ります。
あゆみ
- 昭和三十八年(十月)
- 静岡県更生保護婦人会連盟結成
- 昭和三十九年(十二月八日)
- 西小笠地区更生保護婦人会の創立総会開催
- 平成十六年
- 静岡県更生保護婦人会連盟から
静岡県更生保護女性連盟と改称される - 平成十八年
- 西小笠地区から掛川地区更生保護女性会となる
「更女の茶」販売始める(活動資金 少年の家支援金として) - 平成十九年
- 活動ビデオ第一作「ひろげる・行動する更女」製作・上映
(結成四十五周年を記念して) - 平成二十一年
- 県更女紹介 独自のリーフレット作成
- 平成二十二年
- 静岡県更生保護女性連盟の「会員証」発行
- 平成二十三年(五月)
- 「東日本大震災」義援金125万7978円寄贈
日本更生保護女性連盟を通し被災更女会へ - (十月)
- 関東地方更生保護女性連盟結成五十周年記念式典
- 平成二十四年(十月)
- 静岡県更生保護女性連盟結成五十周年記念大会
来賓八十名(参加者八〇〇名)
活動ビデオ第二作
「ひろげる」製作・上映更生保護法人「少年の家」へ建設資金1千万円贈呈
県更女の歴史、掛川更女の歩みを振り返ってみても、どんな立派な人でも独りでは進みません。一人の力は小さくても「志を同じくする仲間が一緒になったら大きな力となり」喜びも大きくなるものと信じます。
五十周年の歩みを胸に、他団体との共同活動へと進めるため、特に常々ご配慮して下さる保護司の方々とより連携を深め、一歩でも前進していきたいと望みます。
県内の状況
県内 三一地区
会員 三,七〇〇名