11月13日土曜日、掛川東高校では文化講演会が行われ、それが同時に更女会の冠講座となりました。講師はゲド戦記で著名な清水真砂子先生。教員の御経験から、何故に勉強をするのか?何のために学ぶのかを高校生に問いかけられました。
コロナ対策で、生徒諸君は教室でリモートで拝聴、私達は清水先生が講演をされる広い会議室で拝聴しました。生徒にお話しするのに中高年の更女会がぎっしり座っているので、多少の動揺があったのではないかと心配をしましたが、私達まで素晴らしいご示唆を賜って「私達も高校生の時代に伺っておきたかった」と口々に。
この写真をご覧ください。講演後、生徒たち5人は清水先生を離さず、質問攻めに。先生も微笑んで楽しそうに応えられておられます。昼食時間はいらないと生徒さんから言葉が出てきたのは、冠講座冥利。まさに更女の想いが叶っています。冠講座では、高校生の時期に学んでほしいことを贈り物にしたいからです。
最後になりましたが、先生の示唆は「勉強するのは、地位のためや良い企業に行くためなどの競争をして勝つためでもなく、勉強は時間と空間を超えて他者とつながるものであるはずだから、友だちと何時も一緒でみんなと同じでなく自分流でいいから、学ぶことがつながって楽しいものを創造する源泉であることを感られるように」と丁寧な例(アメリカ先住民や魔女狩り等)を用いながらお話しくださいました。